【社労士の私が語る】ねんきんネットの登録【効率的に年金額を確認しよう】

【社労士の私が語る】ねんきんネットの登録【効率的に年金額を確認しよう】

ねんきんネットを効率的に登録したい人「ねんきんネットを効率的に登録したいな。「ねんきん定期便」は見たことあるけど、いまいち確認していなく、、、将来の年金額もちゃんとわかっていない。とりあえず「ねんきんネット」の存在はしっているけど、うまい使い方はあるのでしょうか?」

こういった疑問に答えます。

本記事の内容

  • ねんきんネットの効率的な登録方法【何をすべきか決めるべし】
  • 一生涯の収入を確認するなら「ねんきんネット」がおススメな理由
  • 本気で取り組もう。ねんきんネットは働き方を変えます。

この記事を書いている私は、「公的年金に関する唯一の国家資格者」である社労士です。複雑な年金制度を分かりやすく説明するのが得意です。

なお、私のブログを見ていただけると分かりますが、「ねんきん定期便」で将来の年金額を確認することをお伝えしています。
» ねんきん定期便の見方【わかりやすく解説します】

50歳未満の場合、見込額の計算が必要なため、計算方法をわかりやすく発信。
「ねんきん定期便」が手元にあればできるのですが、手計算なんで、面倒くさいですねって話。

本記事では、私が「ねんきんネット」に登録したやり方も取り入れて、ノウハウをまとめました。

目次

ねんきんネットの効率的な登録方法【何をすべきか決めるべし】

ねんきんネットの効率的な登録方法【何をすべきか決めるべし】
そもそも、なんで「ねんきんネット」を効率的に登録すべきなのか?
その理由は、次のとおりです。

効率的に年金試算して、効率的に年金対策をするため。

効率的な年金試算で“現状”を把握しつつ、効率的な年金対策で“実行力”を高めていきます。本記事では、このような目標設定に対して、解答をまとめていきます。

前提条件:「ねんきん定期便」を使います

まず、少し前置きを。

将来の年金額を確認するためには、「ねんきん定期便」を見るという方法があります。しかし、50歳未満は見なくてOK。見るべきは「ねんきんネット」です。

このあたりはちょっと登録要で手間がかかりますが、“実行力を高める”ことに繋がります。実行力を高めるには、現状を把握しておく必要があります。

じゃあ年金額を確認するにはどうしたらいいか?
その答えの1つは、“ねんきん定期便を使ってねんきんネットを登録する”というやり方があります。

このことで、手計算が不要となり、1度登録すれば、毎月更新される情報を確認できるということを意味します。

考えてみれば、「ねんきん定期便」は、通常毎年誕生月の20日頃(1日生まれの方は前月20日頃)にはがきで送られてくるので年に1回しか確認しません。それに対して、「ねんきんネット」は毎月更新された情報を確認できるのです。

どうやって「ねんきんネット」を見るのか?
その方法が「ねんきん定期便」を活用したねんきんネットの登録です。

ねんきんネットの登録は無料で行うことができます。
ねんきんネットを使ったことがない人は私の実例を参考に登録しておきましょう。

ここから本題:「ねんきんネット」の登録方法

ここから本題:「ねんきんネット」の登録方法
基本的には「ねんきんネット」と検索し、上記の日本年金機構の「ねんきんネット」ページにアクセスします。
オレンジのボタン「新規登録」から利用登録します。

ねんきんネットの登録(アクセスキーの保有の有無で手続きが変わる)

ねんきんネットの登録(アクセスキーの保有の有無で手続きが変わる)
「ねんきん定期便」が到着してから3カ月以内かどうかで手続きが異なります。
私は実際2020年11月3日に登録したのですが、誕生日が3月のため、「有効なアクセスキーなし」に該当。

私のように「アクセスキーなし」の場合、即時ID取得ができないので、多少負担がかかります。
このケースで順番に解説していきます。「アクセスキーなし」から入ります。

利用規約を確認する

利用規約を確認する
まぁ説明はいらないですよね。「利用規約に同意する」で進みます。

ユーザIDの発行を申し込む(基礎年金番号が必要)

ユーザIDの発行を申し込む(基礎年金番号が必要)
ここが難関です。
アクセスキーの保有の有無に関わらず、必ず必要なのが「基礎年金番号」です。

これがないと、登録できません。

基礎年金番号は以下で確認できます。

  • 青色の年金手帳
  • 基礎年金番号通知書
  • 国民年金保険料の口座振替額通知書
  • 国民年金保険料の納付書、領収書
  • 年金証書
  • 各種通知書等(年金額改定通知書、年金振込通知書等)
  • 平成28年度「ねんきん定期便」(平成28年4月から平成29年3月発送分)

上記の書類で確認できない場合は、日本年金機構「Q.自分の基礎年金番号の確認方法を教えてください。」よりご確認ください。

私は恥ずかしながら「年金手帳」が見当たらず。この場合、電話をして問い合わせなくしなくては…と思ったのですが、「平成28年度のねんきん定期便」に唯一記載してあるということ。

過去の「ねんきん定期便」を見ると、「平成28年度」がありました。
そのおかげで、入力をすすめていくことができました。

以下、個人情報を入力していきます。
ユーザIDの発行を申し込む(個人情報を入力)
ユーザIDの発行を申し込む(住所を入力)
住所は「ねんきん定期便」記載の住所と一致させましょう。
ユーザIDの発行を申し込む(PW&秘密の質問と答え)
「パスワード」と「秘密の質問と答え設定」は重要です。
ログイン時に必要となりますので、メモを忘れずにしておくとGOODです。

確認画面は次のとおり

完了

5営業日後にはがきが届きます

最後にちょっと補足です。

実際、登録したところ、以下のはがきが3営業日後に届きました。
5営業日後にはがきが届きます(→実際は3営業日でした)
ユーザーIDがあれば、以下からすぐにログインすることができます。
「ねんきんネット」ユーザIDお持ちの方はこちらから法
しかし、ログインするたびに以下の画面に遭遇します。
ねんきん定期便のペーパーレス化
「ねんきん定期便」の発送への中止の同意が毎回出てきます。「うざい」と思って「ねんきん定期便の確認方法を変更する」を選択すると、「ねんきん定期便」は届かなくなります。

「ねんきんネット」から「ねんきん定期便」を発行することもできますが、郵送で「ねんきん定期便」を受け取りたい場合は、誤って変更せず、毎回「ねんきんネット(トップページに戻る)をします。

以上が私の事例を用いた「ねんきんネット」登録のやり方ですが、次の項ではおすすめ理由を解説しますね。

一生涯の収入を確認するなら「ねんきんネット」がおススメな理由

一生涯の収入を確認するなら「ねんきんネット」がおススメな理由
「ねんきんネット」のシミュレーションは最高ですね。

ねんきんネットが素晴らしい理由

他のシミュレーションソフトと比較しました。

いずれも使いやすいですが、あくまでも現在と同じ年金制度に加入し続けるという条件で試算します。

一方、「ねんきんネット」でも同条件で試算する「かんたん試算」がありますが、「詳細な条件で試算」があります。以下ができることです。

  • 今と異なる年収、異なる職業、異なる年金制度に加入した場合で試算できる
  • 年金を受け取る年齢を早めたり、先送りにした場合の年金額が試算できる
  • 未納になっている国民年金保険料を納付・後払い(追納)した場合の年金額が試算できる

こんな感じで、結論「ねんきんネット」は人生設計に合わせた働き方などの条件を設定して、見込み額を試算できるのがポイントです。

「ねんきんネット」で繰下げの試算を使うべし

基本的には、昭和36年4月2日以降生まれの男子、昭和41年4月2日以降生まれの女子は、現時点で65歳から年金を受け取ることになっていますが、実は60歳から70歳の間で選ぶことができます。

現時点での受け取り方と年金額への影響は以下です。

  • 繰上げ:65歳より早く年金を受け取る
    → 1月あたり▲0.5%、最大▲30%
  • 繰下げ:65歳より後に年金を受け取る
    → 1月あたり+0.7%、最大+42%

年金の繰上げ・繰下げをより理解するために、以下「繰上げ・繰下げ受給率」の一覧表です。(以下の表をクリックすると拡大します)
繰上げ・繰下げ受給率の一覧表
令和4年4月からは繰下げ支給の上限年齢を75歳に引き上げとなることが決まっています。つまり、資産運用が苦手な方でも、年金額を約2倍弱にすることができるのです。

令和4年4月からの変更点をまとめると以下です。

  • 繰上げ:65歳より早く年金を受け取る
    → 1月あたり▲0.4%、最大▲24% ← 減額率▲0.1%緩和
  • 繰下げ:65歳より後に年金を受け取る
    → 1月あたり+0.7%、最大+84% ← 増額率42%アップ

年金の繰上げ・繰下げをより理解するために、以下改正後の「繰上げ・繰下げ受給率」の一覧表です。(以下の表をクリックすると拡大します)
改正後の繰上げ・繰下げ受給率の一覧表
という感じで、繰下げ効果はこんな感じ。
年金額をシミュレーションしてみて、思ったより少ない額…と落胆してしまった方は、「ねんきんネット」で様々な条件で試算してみてください。

本気で取り組もう。ねんきんネットは働き方を変えます

本気で取り組もう。ねんきんネットは働き方を変えます。
今回は以上ですが、最後に余談をお話しします。

「ねんきんネット」は働き方を変えます。
「ねんきんネット」で将来のお金対策ができます。

現在、将来のお金の不安を解消する個別相談に関わることが多い私ですが、漠然とした不安を抱えている人がいかに多いかを痛感します。

私とセッションして、「ねんきんネット」を登録する方が多いのですが、「年金額は10万円ちょっとでした」と現実を知っていただいた40代の方も。

確かに、現在のお給料と比較すると、「10万円ちょっとの年金額」は少なく思えますが、「60歳になってから気づくのではなくてよかったです」という感想をいただきました。

「ねんきんネット」でシミュレーションすることで、現実に向き合えますからね。

収入をいくらぐらいにしたらいいのか、70歳まで働くためにどんなスキルを身に付けていったらよいのか、などを考えていくことができます。

お金の知識力も鍛えられる

年金に頼るのもいいですが、それだけでは不足することが明確になると、「どうやって将来のお金対策をしていこうか」というお金の知識力UPにも繋がります。

  • ねんきんネットを確認しないで、60歳を迎える人
  • ねんきんネットを確認して、将来のお金対策を始める人

あなたはどちらを目指しますか?
将来どんなことが起きるかは誰も予測できませんが、〇年後に60歳を迎えることがわかっているなら、、、後者が良くないですか?

ねんきんネットをきっかけにお金の勉強を始めよう

このブログで何度も言っていますが、お金の勉強はとても大切です。

預貯金だけで将来のお金対策をするのは、なかなか難しい時代です。
積立投資やキャッシュレス化を始めると、将来のお金対策をしていくことができます。

積立投資をしていくのは普通なんです。
このあたりを理解するためにも、まずは小さく始めてみるのがおすすめです。
» 【完全初心者向け】お金の勉強の始め方【3カ月で達成できる】


というわけで、今回は以上です。

100名がこういった情報を得ても、実行する人は数少ないと思います。しかし、何もしなければ何も始まりません。ぜひ「ねんきんネット」の登録をしてみてください。

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この記事を書いた人

かづな先生 かづな先生 マイルコーチ

マイルとお金の専門家|クレジットカード活用を通じて、マイル旅と手取りを増やすお手伝い|社会保険労務士|成年後見人|ファインシャルプランナー(CFP®)|きき酒師|1級法人クレジットカード相談士|個人クレカをはじめ、法人クレカ活用を通じて経営者やドクター等の手元資金確保に貢献しています。→プロフィール詳細

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